百年前の
4月20日に
朝日新聞にて夏目漱石の
「こころ」の連載が始まった。
と、いうことで
当時の再現のように
いま連載小説として
朝日新聞で読めます。
何度も読んだ作品ながら
段組みが違うというだけで
読み落としていた情報が
また入る感じがして
面白い。
大江健三郎氏が
ことばを寄せていますが、この
小説で
大きなテーマの一つとなっている
「明治の精神」とは
「国家主義的なもの」ではなく
「明治の人々の精神が
今までの日本の歴史の中で
特別なものだと言いたいのだ」
と、
いう意見には賛成です。
また
大江先生は
「先生は40代後半のようで」と
仰っていますが、これは間違いで
わたくしの計算では
36歳か37歳相当で正しいはず。
たった百年で
日本人の、いわばアラフォー感覚は
相当
幼稚になったと言わざるを得ません。
(DJ KAZURU)
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