本日のお茶請け
大阪焼菓子シリーズ。
インパクト大な
可愛いお花型のは
京町堀ドルチェリア・ディ・アドリアーノ
Bマークが
玉造ブロードハスト。
大阪といえば
先日
引退公演を終えたばかりの
義太夫の
竹本住大夫さんの
テレビ番組をみました。
90歳になろうという翁の
芸の道は壮絶・・・
わき目もふらず見入ってしまいました。
義太夫とは何か、という
ざっくりした質問に
「人の情でしょうね」
と
応える翁。
深い、深すぎる。
たぶん
何年にもわたって
「義太夫とは情」
という答え方を
しているとは思うのですが
この優れた伝統芸能に対して
助成金をもう出さない、と表明した
町のトップに対して
「あんたに、情なんかいうても
わからんやろうなー」
と皮肉っているようでもあり。
・・・
住太夫さんは
弟子(といってもじゅうぶん
中年以上の人達)から
素人さんにまで
幅広く稽古をつけていらして
どんな人相手でも
手抜きのない真剣な稽古具合に
また感じ入りました。
その中で
音(おん)が違う!!
音程を高くするんじゃなくて
おん、を上げるんじゃ!!
のような
一見、禅問答のような
指導をしており
最近
邦楽を学んでいる私は
ハッとなったといいますか
思い当たるフシがありました。
和の音楽には
音程とは別の、しかし
音の上げ下げというものが
確実にある。
うまくいえないけど
これこそが
口伝によって伝わってきた
ものなのではないかな。
そして
それを会得するって
ほんとうに難しいことなのだよ。
(DJ KAZURU)
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