50年前の作品
有吉佐和子 著
「花ならば赤く」
拝読。
昭和30年代の
化粧品メーカーで
働く若い女性の
「仕事に、恋に」という
ストーリーですが
50年という歳月は
日本女性の
仕事も恋愛も大きく変貌させるに
じゅうぶんだったよう。
正直
現代においては
ひとつも通用しないような
男女の駆け引きや
恋愛論が出てきますが
それでも面白く読めるのは
なんだろうな・・・文章の
魅力?
平岩弓枝先生にも
こういう女性を主人公にした
小説があったように思いますが
同時代性ってこともある感じ。
タイトルの「赤」は
カンナの花の赤色が
鮮血を噴きあげているようで
激しい、と主人公の目に
うつったことからの
イメージです。
「仲々こう赤くは咲けないものよね、人間だって」
とつぶやく女心・・・
ユーミンの
「カンナ8号線」という歌も
そんなふうに
カンナの花を表現していたように
記憶しています。
とってもいい歌。
・・・
30日、サルサ・スダーダにて
夏のティンクーバ・スペシャル
開催です!! 踊りまくろう。
(DJ KAZURU)
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