先日Star Salsa のライブを見ました。
主なメンバーはバンドリーダーの
パーカッションIssei YOSHIBA。
キーボード斎藤崇也。ボーカルには、
元Combinacion de la HabanaのJulian、
そしてLos CativosのJosiel。
パーカッションにRodolfo “Papo”
という日本人とキューバ人の混成バンド。
その演奏を聴いて久々に驚きました。
そしてものすごく刺激を受けました。
これは外タレのライブを含めてもです。
どういうところに刺激を受けたのかというと、
ティンバ・サルサ系のバンドは
リズム隊やボーカルが日本人だと
ラテン特有のグルーヴが出ないことが多く、
また一方、フロントにキューバ人を
持ってくると、日本人のメンバーは
パートをなんとか担当している程度に
埋もれてしまいます。
ラティーノがほとんどのバンドは
グルーヴは申し分ないのですが
オリジナリティやアーティスティックな
部分が欠落していて現地のバンドから
するとC級の出来になっています。
来日するバンドに対抗できる
在日本のバンドは
過去を含めて幾つかのバンド
(デラルス、チェベレ、スウインゴサ)
を除いて見当たらないのが現状です。
そこでこのStar Salsa。フロントにキューバ人
が2人というラインナップで普通はメンバーの
日本人がついていくのに精いっぱいの
ところなのですが、
リーダーのIssei YOSHIBAがキューバ人には
決して出せないサウンドを創っていたのです。
斎藤崇也の色彩感あふれるキーボードと
多面的なIssei のパーカッション。
それらが絡まって生まれたリズムは
硬質で原始的なのに
繊細で神経質ともいえるアンサンブルでした。
それは大味なキューバ人ボーカルを圧倒すら
しています。この日本人のリズムと
キューバ人のグルーヴを併せ持ったこのバンドは
本国のティンバにも出せない別の魅力を
持っていたのです。
我がTIMCUBAは全ての楽曲をオリジナルMIX
して再構成するという日本のサルサ界唯一の
DJを擁して、15年続けていますが、
キューバそのものを追求しながら、日本人の
技術と感性を加味して世界のどこにもない
DJイベントになっているところが特徴。
同じ感触のある極めて魅力的なバンドStar Salsa
を目の当たりにして大きな刺激を受けたのです。
明日土曜はそのティンクーバ。
そして次の週末はクラブキューバです。
TIM★CUBA
DJ FUKUDA & DJ KAZURU
2014年8月30日(土)20:00 – 24:00
Salsa Sudada 六本木 (03-6447-1249)
¥2000 w1d
Club Cuba ★ DJ Fukuda
2014年9月6日(土)
20:00- ¥1500 w1d
Salsa Sudada tokyo japan (03-6447-1249)
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