Paraisoが先日2周年を迎えました。
当事者ではないのですが、この2年Paraisoに
最も近い第3者だったように思います。

まず、事のスタートは旧Sudadaの閉店。
その時は対岸のCopacabanaでTimCubaを
おこなっていましたが、物凄いクローズ・パーティ
だったのを覚えています。

その後、DJジョナサンから誘いがあり、Paraiso
という新店ができるからそれまで一緒に
DJイベントをやって、Paraisoで共にDJをして
ほしいと。DJカルロスを加えて、
赤坂のAhinamaで、また当時五反田にあった
ワンチャコで、DJイベントを行いました。
そうこうしてるうちに
Paraisoがグランドオープン！

この3人にサルセリン、ラティーノDJマリオを加え、
ジョナサン曰く「サルサクラブを任せられるDJを
集めた」布陣でスタート。しばらくしてマリオが抜け
新鋭のSatoshiが加入し、半年がすぎるころ
また事件が勃発しました。

それは、旧Sudadaの箱になんと
「Sudada」が復活するというものでした。
閉店したはずのSudadaが復活するのですから
どちらが本物ということになり、Paraiso側は
憤慨という事態になります。

そんな中、我がTimCubaの拠点Copacabanaが
突如ウォールストリート内の店舗に移転。
ここでマネージャーの立場で一大決心をして
TimCubaを新Sudadaへ移籍させる決断をします。

TimCubaは独自のイベントコンセプトを貫き
箱はやらせてもらえるところへジプシーのごとく
渡り歩いてきた存在。Sudadaとはキューバ系
ということで相性はよいのですが、メジャー感が
ありすぎるところがTimCubaとは合わない感じも
していました。

ところがこの決断は良いほうに出て、TimCubaは
爆発的に受けます。そのころParaisoとSudadaの
関係はコメントを出し合うまでに悪化。
間にはさまったこともあって私は
ParaisoのDJを自ら降りることに。

その後SudadaはRIKOさんパーティ、Landoの
ティンバ系ラテン革命も加わり、新たな形態で
完全復活を果たします。

その後半年たってまた事件が。
ParaisoのメインDJジョナサンが退店し
なんとSudadaに移籍！びっくりの展開ですが
それも長く続かず、ジョナサンはサルサクラブ界
から去ってしまいます。
そしてなんと最近、Sudadaのアリアンも！！

Paraiso２周年パーティはキューバ系イントラの
大集合で爆発的集客だったようですが、
私はTimCubaでSudadaにいて、本当に言葉に
表せない感慨深い気持ちに包まれました。

この日のTimCubaはそれでも多くのお客様に
来ていただき、DJ KAZURUは「今までで最高の出来」
と自ら言うほどの完璧なDJを展開。
私も隠れた発掘曲やまだ知られていない
痺れるような曲を数多くかけ、皆からこの曲は
なに？最高！と多くの声をかけてもらいました。

TimCubaのスタートの精神は刺激的な音楽だけで
ダンスイベントを成立させること。
まさにメジャーなイベントや店があってそれに
音楽のみで対抗する存在なのです。

来てくれた人に感謝したり、店から去っていく人に
寂しさを感じたり、いろいろな思いが錯綜した
土曜でした。

でもTimCubaはインディーズ的な尖った存在
がやっぱりぴったりなのです。

今週の土曜は私のClub Cubaがあります。
良曲のみで皆さんをお待ちしています。