岩下尚史 著
「見出された恋」拝読。
三島由紀夫の初めての
恋愛とされる
某嬢とのエピソードは
にて学習済みでしたが
これは
完全に小説仕立てにしたもの。
岩下氏
一流の言葉遊びもたのしく
またまた読みふけってしまいました。
しかし
この主人公は
売り出し中の若い作家(三島由紀夫)に
対して
物おじ一つするわけでもなく
堂々たる振る舞い。
毎日髪を結いにでかけ
毎日出入りの呉服屋と
着物の打ち合わせ
足袋は履き捨て、と
凄い生活・・・
玄人と素人の
狭間みたいな立ち位置の人
特有の
魅力ってあるんですね。
(DJ KAZURU)
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