白川道 著
「海は涸いていた」拝読。
北方謙三さまの
「棒」を読んで白川氏も
この道に入ったとかいう話を
きいたことがあるけど
ばっちりハードボイルド。
男の意地と美学で
むんむんしている小説って
苦手な人も多いだろうけど
わたくしはぐーっと
入り込んで読んじゃいます。
身を挺して
義理を通す人なんて
少なくなっているから
憧れもあるのかも。
白川氏といえば
ここ数年毎日新聞に
掲載されているお悩み相談が
面白くてファンですが
エッセイ集
「俺ひとり」でも
その片鱗が味わえます。
夕刊フジの連載を
まとめたものですが
氏が
俺はダメ人間だ・・・というスタンスで
眺めている世相に
なぜかシンパシイを感じます。
(DJ KAZURU)
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