前回のコラムで、パーティー盛り上がり過ぎに付き
味覚が滅茶苦茶になったようなことを書いてしまいましたけれど
ピジョンの広瀬シェフの料理は本当に凄いのです。
酔っぱらっていたとはいえ、白子のカリッとした表面の焼き加減が
ふんわり感を引き立てていたこと、鹿の味わいを深くするソースの見事さなど
忘れ難く刻まれました。
今回のスペシャルは鶉のパイ包み。
もう一度しっかり味わいたい一皿です。
彼の店も我々のチームに荒らされて気の毒な面もありますが
あんなにはしゃいでしまうのは、シェフの料理哲学に我々おおいに
共感しているからこそ、なのであります。
記憶の限りですけど今回は
・鱈の白子のムニエル
・ホタテを詰めた豚足のパン粉焼き
・フォアグラと白レバーのソテー、ガストリックソース
・鹿ロースト、グランヌブールソース
・鶉とフォアグラのパイ包み
等々を食しました、どれも一皿で満足のゆく、廣瀬シェフらしい料理です。
是非みなさまも、この高田馬場の名店へ
一度行かれて下さい(最近よい店を宣伝するのは
客の義務だと分かりました。混むと嫌だからとかいって
自分だけのものにしたい小さな心で
内緒にしておくと店が潰れてしまったりするからです。
通受けする店というのは常に危険にさらされているのです)。
(DJ KAZURU)
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