明けましておめでとうございます。
本年もTIM★CUBAのサイトとイベント、
そしてClub CubaとClub Bachataを
宜しくお願い致します。
3日には初踊りの人にはぴったりのイベントが
下記の通りありますのでぜひ!
Club Cuba ★ DJ Fukuda
2015年1月3日(土)
20:00- ¥1500 w1d
Salsa Sudada tokyo japan (03-6447-1249)
さて毎年恒例のDJ FUKUDAによる
バイラブレ系キューバ音楽ベストCDの発表です。
第10位は、JG 「Empezar de Cero」。
ボーカルのJG=Juan Guillermo Almeida率いる
バンドのデビュー作です。
サングラスをかけた風貌も、サウンドも
明らかにミチェル・マサのフォロワー。
プロデュースには、Juan Manuel Ceruto。
トランペット、トロンボーンには、
Alexsander Abreu と Amaury Perezの
Havana de Primera陣が支えているので
しっかりとしたティンバ・アルバムになっています。
次作に期待の持てる新人の登場といえるでしょう。
第9位は、Manana Club 「Contra la Pared」。
こちらも新人バンド。
リーダーのPedro L Ordonez = Papucho は
ベーシストながらキーボードもボーカルもこなす、
マルチミュージシャンで、作曲アレンジも自身で
行っています。
曲はバラエティにとんでいてアレンジもなかなか。
特にベースラインが秀逸です。
Bamboleoのラサロ・バルデスがCDにコメントを
載せているのもうなずけます。
このバンド、チスパに近い実力派に成長しそうな
感じがします。
第8位は、Alain Perez 「Hablando con Juana」。
イサック・バンドのベーシスト・アレンジャーの
ソロ第2作目。
キューバ時代のイサックバンドでは
ピアノのメロンとドラムのオスカリート・バルデス
と共に破壊的ともいえるティンバ・アンサンブルを
作り出し、来日ライブでもその強烈なベース
プレイを披露していました。
現在もイサックのCDに参加していますが
彼の拠点はスペイン。
CD全体として完成度は高く聴きごたえがあります。
スペイン音楽の影響を受けた内容の曲のなかで
数曲強力なティンバ・ナンバーが入っています。
この曲のアラインのベースとメロンのピアノを
楽しむだけでも購入の価値のある1枚です。
第7位は、Combinasion de la Habana 「Que Velocidad」。
本家のチャランガ・アバネーラがクバトン寄り、
分家のチャランガ・フォレベルは失速している中、
このCombinasion de la Habana が10年前まで世界を
熱狂させたチャランガ・サウンドを引き継いでいます。
内容に新しさはないもののこういうサウンドが
キューバからなくなってしまうのは寂しいので
ぜひ頑張ってほしいものです。
楽曲はどれもBクラス以上ですが、スマッシュ・ヒット
レベルの楽曲が出ていないのが残念なところ。
ヒットを連発すれば、トップバンドになれる位置に
来ている中堅バンドといえるでしょう。
以上が第10位から第7位まで、続いて6位から4位、そして
ベスト3の発表と続きますのでご期待を。
( 福田カズノブ )
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