「イケズの構造」
入江敦彦 著 拝読。
京都人の
「イケズ」って
こわい、いやらしい、きらい
そう感じている人も多いだろうけど
わたくしは
こわいけど面白いな、と
思う。
丁寧な言葉をもちいつつ
嫌味なことを、実は
ぐっさりと言ってくる。
まあ
なかなか上等なやりくちというか
頭がきっちり
回転していなければ
「一見上品なやりとり」のなかでの
言葉の応酬って難しいもんです。
イケズなやりとりって
京都に限らず
伝統文化関係の団体にも
なんとなーく
普及している感じがするし
実は
あちこちに
これを駆使して生き延びている
人達は大勢いるのかも。
作者は
イケズと鋏は使いよう。
論争に勝戦法なんて
大袈裟な話でなくとも
イケズは少なくともストレスをためずに
暮らすのに役立ちます。
この世の中
言いたくても言えないことが
どれだけあることか。
そんな鬱屈を
せいぜいイケズに変換して
溜飲を下げようではありませんか。
と
仰っていますが
まさにそんな感じですね。
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(DJ KAZURU)
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