ひなまつりシーズンね。
クリスマス時のツリーは特に
個人的には飾らず
マンションの管理人さんが
エントランスに備えてくれる
ツリーを眺めて
じゅうぶん、満足。
そんな感じで
おひなさまも
人が飾ってくださったものを
見てるだけ(笑)
自分で用意するより
断然迫力のあるサイズなことですし。
これは歌舞伎座のものです。
・・・
横山秀夫 著
「64」拝読。
これ、単行本で出た時に
買い損ねてようやく
文庫で読みました。
刑事と犯人の攻防だけではなく
警察内部のすったもんだが
書かれている「警察小説」
というものをこの作者が
ぶわっと書いて
断然、警察ものは
面白くなった。
これは
とある未解決で
時効寸前の誘拐事件を
軸にしながらも
警察と報道の間にたつ
広報という警察官の
仕事の厳しさを
細やかに書いた小説。
新聞社にどれだけの
被害者の、または
加害者の情報を流すのか・・・
悩みに悩む警察側の
人間模様が
延々と続いて
誘拐事件の結末って
どうなるの??? と
思いつつ迎えたラストは
とんでもない
人間の執念が描かれていました。
映画になった
「半落ち」とかも
すさまじかったけど
やっぱり横山氏の書く
警察小説ってすばらしい。
長い休養期間を経て
よくぞまた書いてくれました
という感じ。
(DJ KAZURU)
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