RMKのクラシカルな
深いオレンジ色。
和装用に使ってます。
深め、濃いめで
口元を引き締めると
着物が引き立つ気がして。
・・・
新井豆爾 著
「ちょっと昔の祇園町」 拝読。
祇園の名妓だった方の
思い出話・・・と思って
読んでみたら
結構な割合で
最近の若い人たちへの
愚痴が!
それも仕方ないというか
生活から芸から
厳しい修行のようにして
著者の方は過ごしてきたのだよね。
その厳しさの中で
男女の機微も知り
有名人との付き合い方も
学び、って
ことだったわけだから
今時のやり方は
何もかもがぬるく思えるのでしょう。
伝統、そのものの中で
生きていると思われる
芸舞妓のみなさんも
昔の厳しさの中では
とてもやっていけない、だから
あらゆるところの
締め付けがゆるくなるのは
仕方がない。
しかし、わたくしども
ハタから眺めているだけの
者にとっては
より厳しい世界のほうが
なんだか魅力的に思えるので
豆爾ねえさんよりも
さらに昔の芸舞妓の世界に
あこがれが生じるというもの。
溝口健二の「祇園囃子」とか
「祇園の姉妹」とか
ああいうのって
見ている分にはすっごく面白い!
そこに投げ込まれたら
大変なことは
承知しているのですが・・・
(DJ KAZURU)
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